きみのお祭り

死ぬまで盛り上がっていけ

diary_20171202

 

利益を出すためにとかお金を稼ぐためにとか会社を組織として大きくするためにはどうしたらいいか、という一般的な仕事に対する価値観からの大脱却をせざるを得ない状況になった。

これからわたしがしなくてはならないことはすごくシンプルで、自分で自分の仕事を決めてそれをやる、というだけのことなんだけど、「どうやるか」の部分を見直さなくてはならない。自分がいましようとしていることは、個の枠を超えたもっと大きな、クジラよりも砂漠よりも地球よりもずっと大きなもののためになっているのか、ということを問い続けなくてはならなくなる。

 

そういう仕事を続けていくために、満足のいく生活の基盤が必要になってくる。良い椅子を買うことや広い作業台を準備すること、日当たりの良い家に住むことなどはすべて、良い仕事をするために必要なのだ。だから、他人に見せびらかせるほどのお金持ちになりたいとは一ミリたりとも思わないけれど、自分の生活にわだかまりを作らない生活は必要だなと思う。家が狭いとか散らかっているとか、家賃は安いけれど居心地が悪いとか、そういうのは嫌だ。帰ってきたくなる、居つきたくなる家にする必要がある。家で自分の充電するだけでなく、家でやる仕事が多くなるだろうから。そのための生活費を作っていくことも、間接的には「大きなもののための仕事」にものすごく重要なこと。

 

なので、いま自分の仕事は2つ。大きなもののための仕事を考えてトライアンドエラーでやっていくことと、自分が満足の行く暮らしをできるだけのお金を稼ぎ続けること。後者はそんなに難しくはない。けれど前者はたぶん、すごくむずかしい。考えるべきことが多いだけでなく、どれだけ真剣になれるか、自分に嘘がつけなくなるから。