きみのお祭り

死ぬまで盛り上がっていけ

diary_20171107

 

年に数回、食べ物を一切食べたくなくなる日が唐突にくる。体のなかに水以外の不純物をいれたくない気持ちが。それが今日です。しかし気持ちだけで体は律儀に栄養を欲しがるので、ここのバランスのとり方が非常にむずかしい。なるべくハイファット・ハイカロリーのものを避け、タンパク質と野菜だけで過ごしたりする。しかし食べないので元気があまり出ない、しかし気持ちとしては全然食べたくないので無理に食べようとすると余計元気がなくなる。こういうわけのわからないバグが不定期で起こるけれど、バグありきで身体ができていると思うとなんだか不思議な気持ちになる。ありがたいような、疎ましいような。

 

自分が個と公の両方において大切だと感じていることを、その公のなかで「大切だと思います」と言うのは楽しくもあり、頭を使うことでもある。人を傷つけるような伝え方は論外だし、かといって主張しなさすぎると大切じゃないと思われてあっという間に潰されたりする。だから、そういう話を集団の中の他人にするとき、京都の芸妓になったような気持ちで話す。やさしくたおやかに、けれど押されても譲らないところはやわらかく譲らない。やわらかく譲らない、というスキルはここ最近やっと少しずつ身についてきた。癖になる。今ならどっかの会社の社長に愛人になってくれと言われても、このスキルでなんとかなる気がしている。